LPI-Japan主催のLinux技術者認定資格「LinuC レベル1」の認定を受けました。
既にLinuxを使用した経験があったこともあり、4日間で後述する2つの試験に合格し認定を受けたため、その勉強方法やスケジュールなどを書きたいと思います。
LinuC level1の概要
LinuCはLPI-Japanが主催しているものです。
公式サイト:
資格はレベル1, レベル2, レベル3とあります。
レベル1は101試験と102試験に分かれており、両方の合格を持ってレベル1認定になります。
試験を受ける順序は自由で、別日に受けることも可能ですが、レベル1の認定を受けるためには、片方の試験に合格してから、5年以内にもう片方が受かる必要があります。
また試験を受ける順序は自由ですが、レベル2の認定を受けるにはレベル1の認定を持っている必要があります。
試験範囲は、公式サイトの以下を参照してください。
受験方法
LInuCの試験はCBT方式(コンピュータで試験を受けます)で行われるため、自宅か指定されたテストセンターで受験を行います。
予約はpearsonVUEで行います。
公式サイト:
まだpearsonVUEのアカウントを持っていない人は、まずEDUCO-IDを取得する必要があります。
詳しくは公式サイトを参照してください。
スケジュール
LinuCはCBT方式で行われるということで、近くのテストセンターではほぼ毎日テストが行われていました。
レベル1は短い期間で取り、レベル2, 3に挑戦したいと思っていたため、
スケジュールとしては金曜日から土曜日にかけて勉強し、土曜日の午後に受験するという形で行いました。
各試験の勉強時間は15時間ほどです。
これまで2年ほどのLinux経験があり、基本的なコマンドの知識があったことから、このスケジュールで認定を受けることができました。
使用した教材
使用した教材は以下の2つです。
- LinuCレベル1 Linux技術者認定試験学習書/中島能和/著 濱野賢一朗/監修
LinuCの公認教材となっている参考書になります。
この参考書を問題に取り組むことを含めて1周しました。 - ping-T
このサイトはLinuC含め、複数のIT資格の勉強サイトになっています。
LinuCは公認教材になっているようです。
1つ目の参考書に取り組んだのちに、このサイトで提供されている全ての問題に取り組みました。
サイトでは、自分がミスした問題だけもう一度取り組む機能や、模擬試験を行える機能もあります。
また重要なポイントとして、ping-TではLinuCのバウチャーを買うことができます。数量に限りがあるようなので、まだ購入可能な場合にはぜひ活用してください。
感想
限られた時間の中で勉強し認定を得ることができました。
使用した教材はどちらもとても良い教材で、中にコマンドの実行結果の例も貼られていたので、実際に自分でやってみなくてもそれぞれのコマンドの挙動を見ることができ、机上だけの勉強でも問題なく取り組むことができました。
今回の使用した教材の2つ目に挙げたping-Tでは、時間の関係で模擬試験やミスした問題を再度取り組むということができませんでした。
次のレベルを受ける際には、もう少し時間をとって勉強して試験に臨みたいと思います。